ベルガモット
【学名】 Citrus bergamia
【科名】 ミカン科
【香りの系統】 シトラス系。グリーン調とフローラル調をほのかに感じる柑橘系の香りで少し苦みも感じる。
【ノート】 Top
【相性の良い精油】 レモン、グレープフルーツ、ライム、レモングラス、ホーリーフ、ラベンサラ、シトロネラ、ラベンダー、クラリセージ、オレンジ、ネロリ、ジュニパーベリー、和種ハッカ、ペパーミント、プチグレン、ジャスミン、オークモス、ティーツリー、ムスク、ベチバー、サンダルウッド、シダーウッド、バニラ
【光毒性】 ベルガモットの精油にはベルガプテンやベルガモチンなどのフロクマリン誘導体が含まれており、これが皮膚についた状態で紫外線が当たるとベルロック皮膚炎と呼ばれる炎症を起こして色素の沈着が起こる場合がございますので、肌への使用はお控えいただき、室内の芳香浴でお楽しみくださいませ。
【精油の云われ】 グレープフルーツは1750年代に、西インド諸島のバルバドスで発見されたものが最初とされます。 原産はアジアとされ、ジャマイカのスイートオレンジ(アジア起源)と、サボンとの自然交配により生まれたと考えられています。1800年代にまるでブドウ (grape) のように木になることから「グレープフルーツ」と呼ばれるようになりました。1830年代にブンタン(英名はシャドック (shaddoc)から別の種、学名をCitrus paradisiとされたが、1950年代になるまで、自然交配の結果に生まれた種であるとは認識されていませんでした。その後、学名は雑種を示すCitrus × paradisiに変更されました。 「楽園」という名前の学名がついており、グレープフルーツに含まれるヌートカトンという成分が交感神経を刺激し、心を明るくすると同時に精神面を前向きに上げていくとされ、気力、活力にも良い影響がありそうです。また、交感神経への刺激は脂肪燃焼の効果もあるという研究もあるようでダイエット効果も期待できそうです。気持ちを上げてエクササイズを行うにはピッタリの精油といえそうです。 グレープフルーツには果肉の色で「ホワイト」「ルビー」などの呼び名がありますが、ピンクはホワイトに比べて独特の苦みが少なく、食べやすい種とされています。精油においても差は若干でありますがピンクの方が柔らかい香りとされます。
|