コパイババルサム / バルサムコパイバ / コパイバ
【学名】 Copaifera officinalis
【科名】 マメ科
【香りの系統】 樹脂系。甘いウッディ-でスパイシーなバルサム系(樹脂系)の香り。
【ノート】 Base
【相性の良い精油】 パロサント、クラリセージ、ティートリー、シダーウッド、レモン、ライム、イランイラン、バニラ、ジャスミン、ローズ
【精油の云われ】 「アマゾンの神木」であるコパイバは南米アマゾンの先住民が伝統的な薬草として、傷薬、肌荒れの治療に使われています。また、今日でもアマゾン地方に住む多くのヒーラーやシャーマンがコパイバ樹脂を使い、皮膚疾患、炎症の治療を行っています。ブラジルのハーブ医療現場では、コパイバの強力な殺菌作用や炎症を抑える作用を様々な治療に用いています。精油はコパイバの木の樹脂(オレオレジン)から抽出され、β-カリオフィレンを豊富に含みます。β-カリオフィレンはCB2と呼ばれる受容体に働きかけ、鎮痛作用を発揮すると云われます。そのため、腰痛やリウマチなどへの利用も研究されているようです。近年、世界的にコパイバの薬効の注目が高まり、精油としての人気も高まっているようです。 無数の天然薬の知識をもつメディスンマンでもある南米アマゾンのシャーマンは、この神木の樹液を採取し、傷を癒す為だけでなく、邪気祓いの為、そして場の浄化のためにも使用すると云われています。また、第三チャクラとの対応があり、自尊心を満たし、自身の使命を思い出させるという云われもあります。さらに、マヤ・アステカ・インカの儀式の際の薫香にも使われていたと考えられています。
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